【導入事例】 完全メシ食堂で目指す更なる従業員のQOL(Quality of Life)向上 明治安田生命保険相互会社
課題:従業員のQOL向上促進,健康経営の取り組み,健康的な食事の喫食促進
提供パターン:毎日~週1まで計3拠点で提供(平日のみ)

(インタビュー会社の概要) 今回は、明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)が「従業員のQOL(Quality of Life)の向上」を目指す健康経営の一環として、完全メシ食堂を導入した経緯について、人事部の中川様にお話を伺いました。
※所属部署・役職は、取材当時のものです。
- 課題点
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- ・従業員のQOLの向上を促進するための食事提供の強化。
- ・健康経営の一環として食堂で健康的な食事を提供し、従業員の意識を変え、健康的な食事の選択を促進。
- 効果
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- ・罪悪感なくメニューを選べるようになり、食事の楽しみが増した。
- ・完全メシカレー・パスタが好評。
- ・健康診断前のイベントを通じて健康意識を高めることができた。
『一人ひとりが自分らしい生活を送ることを、食を通じて支える』ことが食堂の使命
―食堂の役割について教えてください。
中川様:明治安田の食堂は、従業員の健康を促進するための重要な役割を果たしています。会社として、保険を通じてお客様に健康でいていただくためには、従業員が健康であることが非常に重要だと考えています。QOL(Quality of Life)の向上を目指し、従業員一人ひとりが自分らしい生活を送ることをサポートしています。食堂では、野菜をメインにしたり、脂質が少ないメニューを提供するなど、健康的な食事を提供しています。
―完全メシを導入された理由を教えてください。
中川様:完全メシの導入は、従業員のQOL促進を目的としています。肥満度やメタボリックシンドロームといった項目に関して会社としては大きな関心を持っており、従業員のために健康的な食事を提供し、従業員の意識を変えることを目指して導入を決めました。

カレー・パスタが好評
―導入前に懸念点はありましたか。
中川様:導入前には完全メシの良さは理解していたものの、味やボリュームに対して従業員がどのように感じるか不安がありました。また、事前に試食した際には本当にただの美味しいカレーだったので、普通のカレーと本当に違うのかという漠然とした疑問はありました。
―現状の完全メシをどう評価されていますか。
中川様:完全メシは栄養バランスが整っているだけでなく、味も非常に良いと評価されています。特にカレーやパスタなどのメニューは人気があります。また、食べてみるとパスタなどは味がしっかりしているので、1皿でかなりの満足感があります。

―完全メシを従業員に知ってもらうために実施したことはありますか。
中川様:昨年、社内で有志を集めて健康診断前にイベントを実施しました。参加者には健康診断前に健康意識を高めていただく取り組みを行いました。その際、食堂での完全メシ提供のみならず、完全メシスタンドも導入し、人事部として食でのサポートをしました。イベントそのものも参加者から非常に評価をいただいたのみならず、その周りの人々からも興味を持ってもらえたのが非常に大きかったです。また、日清食品様との企業間協業も大きな要因かもしれません。
―中川様もイベントに参加されたとのことでしたが、いかがでしたか。
中川様:年齢を重ねると、食べたくても罪悪感を感じるメニューが出てくるのですが、完全メシであれば何の躊躇もなくメニューを選べるようになりました。あくまで私個人の所感ですが。
―お気に入りのメニューがあれば教えてください。
中川様:カレーやパスタの評価が高いです。私はガパオライスが非常にお気に入りです。説明が難しいのですが、一言で言うとクセになる味というんですかね。
従業員のためにもっと食堂でQOL向上に貢献することが目標
―今後完全メシ食堂に期待することはありますか。
中川様:もう少しメニューバリエーションが増えて、完全メシの中から好きなものを選べる日が作れたら良いなと思っています。従業員がその日の気分や健康状態に合わせて自由に選択できるようになり、食事がより楽しいものになるでしょう。今後も食堂での取り組みを通じて、従業員のQOL向上に貢献していきたいと考えています。